Languise コラム

英語の営業・マーケ資料をPDFのまま翻訳して提出する方法|レイアウト崩れなし・コピペ不要|Languise

「海外取引先から送られてきた英語の資料を日本語に訳して社内に共有したい。でも、PDFをコピーして翻訳ツールに貼り付けると表が消えたり画像とテキストが入り混じったりして提出できる状態にならない……」

弊社チームがLanguiseのユーザーへの取材を重ねる中でこうした声を特に頻繁に聞くのが、営業・マーケティング担当者からです。研究者や弁理士とは異なり、営業・マーケ職の方々は情報を社内にわかりやすく説明するため、「とにかく素早く、もとのファイルの見た目を維持したまま日本語化して使いたい」というニーズが圧倒的です。

弊社チームのメンバーも、過去に海外メーカーの英語仕様書をメールに添付されたPDFのまま共有する際、一度テキストを抜き出して翻訳ツールに通し、Wordで再整形して……という作業に1時間近くかかった経験があります。「最初からレイアウトごと翻訳できれば」と強く感じた瞬間でした。

本記事では、英語PDFをそのまま翻訳してそのまま使える状態にするための考え方とツール選びのポイントを、営業・マーケ担当者の視点から解説します。

英語のPDF資料を翻訳するとき、こんな悩みはありませんか?

営業・マーケ担当者が英語PDFの翻訳で直面する課題は、大きく3つに分類できます。

悩み1:コピペできない・コピペしても翻訳が崩れる

PDFにはセキュリティ設定でテキストのコピーが禁止されているものが少なくありません。コピーできたとしてもPDF特有の「行末の見えない改行コード」が翻訳ツールに読み込まれ、文脈がブツ切りになった不自然な訳文が生成されます。英語の仕様書や提案書でよくある2段組レイアウトや注釈つき図表は、この問題が特に起きやすいです。

悩み2:翻訳後のレイアウト崩れで「使えない状態」になる

テキストベースの翻訳ツールでは、PDFの視覚情報(図・グラフ・表・画像)はそのまま変換されません。翻訳後のファイルを開くと、テキストが画像の上に重なっていたり、表の枠線が失われていたり、ロゴが消えていたりします。この状態では社内共有はもちろん、取引先への提出も難しく、結局Wordで再整形する二度手間が発生します。

悩み3:翻訳したのに内容が理解できない

海外サプライヤーの技術仕様書や競合他社の製品カタログを翻訳した場合、専門用語が社内表現と一致しておらず、結局原文と日本語訳を行き来しながら確認する必要があります。「翻訳はできたけれど、本当に正しく読めているか確信が持てない」という状況です。

なぜ英語PDFの翻訳はこんなに手間がかかるのか

これらの課題が起きる根本的な原因は、多くの汎用翻訳ツールが「高精度なテキストの変換」を前提に設計されており、「ファイルそのものの翻訳」を想定していない点にあります。

PDFは本来、印刷・表示を目的とした「固定レイアウト形式」のファイルです。テキストと画像・表・グラフは別のオブジェクトとして配置されており、テキスト部分だけを取り出して翻訳しても、元のレイアウトとの対応関係が壊れます。

また、PDFから抽出されたテキストには「視覚的な行末」で改行が入るため、段落の途中で文が切れ、翻訳エンジンが文脈を正しく認識できなくなります。これが翻訳品質の低下を引き起こします。

根本的な解決には、「テキストだけを取り出す」ではなく「ファイル構造を解析してレイアウトごと翻訳する」アプローチが必要です。

「PDFをそのまま翻訳できる」ツールの選び方と比較

営業・マーケ担当者がPDF翻訳ツールを選ぶ際に確認すべき5つの基準を整理しました。

選定基準 確認すべきポイント 重要度
レイアウト保持精度 図・表・2段組・グラフがそのまま維持されるか ★★★★★
コピペ不要の一括翻訳 PDFファイルをアップロードするだけで翻訳できるか ★★★★★
原文との対照閲覧 翻訳後に原文と日本語訳を横並びで確認できるか ★★★★☆
翻訳精度・専門用語対応 業界用語・製品名を正確に訳せるか、My辞書機能があるか ★★★★☆
セキュリティ 処理後のデータが削除されるか、AI学習に使われないか ★★★★☆

多くの汎用PDF翻訳ツールは「翻訳精度」には力を入れていますが、「レイアウト保持」と「原文対照閲覧」の両方を備えるものは限られています。特に、翻訳精度に加えてレイアウト維持・原文横並び・AI質問・My辞書をワンストップで提供するツールは、営業・マーケ担当者の「翻訳して→確認して→提出する」というワークフロー全体を効率化できます。

機能 テキスト翻訳ツール(汎用) PDFレイアウト保持翻訳ツール Languise
コピペ不要のファイル翻訳 △(テキスト貼り付け必要)
レイアウト・図表の保持 ○(ツールにより差異あり)
原文と翻訳の横並び表示 △(一部ツールのみ) ○(プレビュー機能)
翻訳後のAI質問(引用ページ番号付き)
My辞書(専門用語の統一) △(一部ツールのみ)
処理後のデータ全削除 ✗(サービスによる) ○(TLS暗号化+AI学習利用なし)
対応ファイル形式 テキスト・一部PDF PDF中心 PDF・Word・PowerPoint・Excel

※他社ツールとの詳細な機能比較ではなく、ツールタイプ別の一般的な傾向として整理したものです。各ツールの詳細は公式サイトでご確認ください。他のツールでも同様の手順が使えます。

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Languiseならファイルをアップロードするだけでレイアウトを維持したまま翻訳できます。
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LanguiseでPDF資料をそのまま翻訳して提出するまでの流れ

以下にLanguiseを例にした英語の製品カタログを翻訳して社内共有する手順を紹介します。なお、他のツールでも同様の手順が使えます。

STEP 1:ファイルをアップロードする

Languiseにアクセスし、翻訳したいPDF(またはWord・PowerPoint・Excel)をドラッグ&ドロップでアップロードします。コピペ作業は不要で、ファイルをそのまま投入できます。

STEP 2:翻訳言語と機能を選択する

翻訳元(英語)と翻訳先(日本語)を指定します。必要であれば「要約」機能を同時にオンにすることもできます。特定の製品名・社内用語を指定訳語に固定したい場合は、My辞書にあらかじめ登録しておくと、全ページで一貫した表記が維持されます。

STEP 3:翻訳結果をプレビューで確認する

翻訳完了後はプレビュー機能で原文と日本語訳を横並び表示できます。「このグラフのキャプションは何を指しているのか」「この数値は何の単位なのか」といった疑問は、チャット形式でAIに質問できます。

STEP 4:翻訳済みファイルをダウンロード・提出

レイアウトを維持した状態で翻訳済みファイルがダウンロードできます。図・表・グラフのフォーマットがそのままなので、Wordで再整形する手間なく、すぐに社内共有や取引先への提出が可能です。処理が完了するとデータはすべて削除されるため、機密性の高い海外取引先の資料も安心して入力できます。

営業・マーケ担当者のLanguise活用シーン

弊社チームが取材したユーザー事例や社内での利用経験をもとに、営業・マーケ担当者が特に効果を実感するシーンを紹介します。

活用シーン1:海外サプライヤーの製品仕様書を社内共有する

Languiseならファイルをアップロードするだけで、表・図・注釈つき画像がそのまま日本語化されます。英文PDFからテキストをコピーし、汎用翻訳ツールで翻訳してからWordに貼り直し、表の枠線を手動で直す作業に1〜2時間、という作業は必要なくなります。

活用シーン2:競合他社の英語カタログ・プレスリリースを分析する

レイアウトが維持されるためグラフや比較表の見た目が崩れず、原文の意図を正確に把握できます。横並びプレビューで原文と照らし合わせながら気になる箇所をAIに質問することで、理解の精度が格段に上がります。

活用シーン3:海外向け資料の多言語化・校正

日本語で作成したPDF資料を英語や他言語に展開したい場合も同じワークフローが使えます。英語・中国語・スペイン語・ドイツ語など複数言語への展開が可能です。

活用シーン4:インバウンド対応のカタログ・パンフレット多言語化

既存のPDFをそのまま翻訳できるため、レイアウトを再制作せずに多言語版を素早く量産できます。

翻訳ソフトウェアの活用により生産性が最大60%向上したという調査結果もあります(Redokun Blog, 2025年)。弊社チームはこのデータを見たとき、「翻訳そのものにかかる時間より、翻訳後の再整形や確認の手間が削減されることで、トータルの業務コストが大幅に下がる」という実感と一致すると感じました。特に海外資料の処理頻度が高い営業・マーケ職では、ツール選びの差が積み重なって大きな時間差になります。

Languiseに関するよくある質問(FAQ)

Q. 英語PDFをアップロードするだけで本当にレイアウトが保持されますか?

A. Languiseはテキスト部分のみを処理し、図・表・グラフ・画像などの視覚的要素は元の位置に保持したまま翻訳します。2段組レイアウトや図表が含まれる文書でも崩れにくい設計です。ただし、スキャンされた画像PDFや非常に複雑なグラフィックが多い場合は、事前に無料プランで確認することをおすすめします。

Q. 製品名や社内固有の用語を、希望の訳語で統一できますか?

A. はい。My辞書機能を使うと、特定の用語に対して訳語を指定できます。たとえば「Product Line A」→「Aシリーズ」のように設定しておけば、全ページで一貫した表記が維持されます。

Q. 機密性の高い取引先の資料をアップロードしても安全ですか?

A. Languiseでは通信にTLS暗号化を使用し、処理後にアップロードされたデータをすべて削除しています。また、AIの学習への二次利用も行いません。社内の情報セキュリティポリシーに応じてご判断ください。詳細はサービス公式ページをご確認ください。

Q. PDF以外のファイル形式にも対応していますか?

A. はい。PDF・Word・PowerPoint・Excelに対応しています。海外取引先から届いた各種フォーマットに対応できます。

Q. 無料プランでも試せますか?

A. 無料プランでは文書翻訳を毎月3回までご利用いただけます。業務での本格利用にはProプランのご利用をおすすめします。Proプランは30日間無料トライアルがあり、30日以内に解約すれば費用は一切かかりません。

Q. 翻訳と要約を同時に実行できますか?

A. はい。Languiseでは翻訳と要約を同時実行できます。長い製品仕様書や報告書を「翻訳しながら要点だけ先に把握する」といった使い方が可能です。

まとめ:営業資料はPDFのまま翻訳できる時代へ

英語PDFの翻訳でよくある3つの課題(コピペできない・レイアウト崩れ・内容が理解できない)は、テキストを抜き出して翻訳するアプローチの限界から来ています。これらを根本的に解決するには、ファイル構造を解析してレイアウトごと翻訳できるツールを選ぶことが重要です。

Languiseはファイルをアップロードするだけで、図・表・グラフのレイアウトを維持したまま翻訳できます。プレビュー機能で原文と翻訳を横並び確認し、疑問点はAIにチャット形式で質問でき、My辞書で専門用語を統一し、要約も同じプラットフォームで実行可能です。

CSA Researchの調査によれば、76%の消費者は自国語で情報提供するブランドから購入を優先すると回答しており、翻訳に投資した企業は収益増加の可能性が1.5倍になるというデータもあります(Smartling)。弊社チームとしても、「英語資料の壁」を取り除くことが、グローバルな商談の成否に直結すると日々実感しています。

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参考文献・引用元

  • Redokun Blog「2025 Translation Industry Trends and Stats」(2025年)https://redokun.com/blog/translation-statistics
  • CSA Research「Can't Read, Won't Buy」(複数年調査)
  • Smartling「Why business translation is essential for company growth」https://www.smartling.com/resources/101/translation-for-business/

執筆:Languise マーケティングチーム

Languise は、論文・特許・技術資料のPDF翻訳・原文対照・AI質問機能を提供しています。 研究職・技術職・知的財産部門の方々が日々直面する「英語文書の読解・活用」の課題に 向き合う中で得た知見を、本ブログにて発信しています。

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